【更新連絡】白雪姫パロディ、最新話を投稿しました。+雑談がてら質問を(改稿の感想)。
年度末の忙しさに追われながらですが。白雪姫パロディ、なんとか最新話を書き上げることができました。
……またもや上下分割になってしまいましたが(爆)
あと、先々週あたりから、こっそりと『故郷の小さな神社の境内、篝火の前、昔なじみの「親友」と。』を題材に、冒頭を少し改稿していまして。できるだけ雰囲気はそのままに可読性だけ上げれないかと、そんなことを考えているのですが。
うん、まあそれは後にして、とりあえず更新連絡からですね。
と、いう訳で。まずは白雪姫パロディの更新連絡です。
小説家になろう
……こんな話なのですが。一応クライマックスの見せ場に突入する、そんな場面だったりします。
今週もね、一応塗りつぶしまではしています。なので大丈夫だと思いたいのです(汗)
……ちょっとね、『故郷の小さな神社の境内、篝火の前、昔なじみの「親友」と。』の改稿の影響が文体に出てしまっている気がしているのですが(爆)
うん、違和感が無いといいなと、そんな風に思いつつ。
で、ここからが改稿ネタですね。とりあえず、変更前と変更後を上げてみます。
年も明けて日も過ぎた、一月も半ばを迎えたある日のこと。普段は人気のない小さな神社も、その日は、役目を終えたお神札や正月飾りを燃やして宿った神さまを天に帰す、そんな神事が執り行われるためだろう、境内で甘酒が無料で振舞われ、それなりの賑わいを見せる。
使い終わった正月飾りを紙袋に入れて、神社に足を運んだ柑渚は、そこに見知った顔を見つけて声をかけようとして。ふとその表情を見てほんの少しだけためらいを覚え、足を止める。
――足を止めた柑渚の視線の先には、高校の頃からの親友「君津 海」が、紙袋を手に、境内の中央で焚かれた篝火の前で、燃え上がる炎をじっと見つめるように立っていた。
◇
地元の高校を卒業して、地方都市に本社を置く、程よい大きさの商社に就職した柑渚。家を出て、会社が借り上げたアパートに引っ越した彼女は、片道二時間という微妙な距離のせいだろうか、いつでも帰れるからと帰省するのを先延ばしにし、結局、七年もの間、ほとんど帰ることなく日々を過ごす。
そんな柑渚が、去年の年の瀬に、誰にも相談しないまま会社を辞めて。突然、実家に帰ってくると言い出した彼女を、祖父母や両親は何も言わず、暖かく迎え入れる。
そんな家族の暖かさに感謝しながらも、彼女は、久しぶりの実家に、どこか居心地の悪さを感じていた。
(……別に、邪険にされてる訳じゃないんだけどなぁ)
祖父母も両親も、昔と同じように接してくれている、そのことは柑渚にも十分に伝わってくる。だから、変わったのは自分の方で。それは、高校生から大人になったとかではなくて。きっと、故郷を顧みずに過ごしてきたことで、どこかがズレてしまったのかなぁと、そんなことを彼女は、心の片隅で考えながら。
――久しぶりの故郷や実家にいまいち馴染めないまま。それでも、柑渚は生まれ故郷で、都市の喧騒から離れて、静かな毎日を過ごしていた。
年も明けて、一月も半ばを迎えたある日のこと。
地方のとある小さな神社の境内で、ささやかな神事が執り行われていた。
どんど焼き。地方によっては左義長とも呼ばれる、役目を終えた正月飾りやお神札を焚き上げて、宿った神さまを天に帰す神事。境内で篝火が焚かれ、参拝客に無料で甘酒が振舞われるだけの行事。
そんなささやかな行事でも、馴染みのあるご近所さんが集まっているからだろう。普段は人気のない神社の境内も、のんびりとしながらも賑やかしい、そんないつもとは違う雰囲気が漂っていた。
そんな神社の境内に、使い終わった正月飾りを紙袋に入れて足を運んだ柑渚。
そこに見知った顔を見つけて声をかけようとした彼女は、ほんの少しだけためらいを覚え、足を止める。
――その視線の先では、高校の頃からの親友「君津 海」が、紙袋を手に篝火の前で、燃え上がる炎をじっと見つめるように立っていた。
◇
高校を卒業してから、地方都市に本社を置く、程よい大きさの商社に就職した柑渚。
会社が借りたアパートに引っ越した彼女は、故郷まで片道二時間という微妙な距離のせいだろうか、いつでも帰れるからと帰省を先延ばしにするのを繰り返して。
そうして結局、七年もの間、一度も実家に帰らないままに、慌ただしい日々が過ぎ去っていく。
そんな毎日を過ごしていた柑渚が、誰にも相談しないままに会社を辞めたのが、去年の暮れのこと。
突然「会社を辞めた、一度実家に帰りたい」なんて言い出した柑渚を、彼女の両親や祖父母は、何も聞かずに暖かく迎え入れる。
そんな家族の暖かさに感謝しながら。
それでも彼女は、久しぶりの実家に、どこか居心地の悪さを感じていた。
(……別に、邪険にされてる訳じゃないんだけどなぁ)
祖父母も両親も、昔と同じように接してくれている。そのことは柑渚にも十分に伝わっている。だから、変わったのは自分の方。故郷を顧みずに毎日を過ごしていくうちにどこかがズレてしまったのかなぁと、そんなことを彼女は考えながら。
――久しぶりの故郷や実家にどこか馴染めないまま。柑渚は生まれ育った故郷で、静かな毎日を過ごしていた。
どうでしょう? 改稿しておいてこんなことを言うのは何ですが、書いてる本人は読みやすくなっているか、また雰囲気が残っているか、よくわからないのです。
と、いう訳で。改稿前後で「良くなった」「悪くなった」「よくわからない」そんな言葉を、一言でいいので残していってくれるとありがたいなと思います。
うん、まあ何とも言いようがなければスルーでも良いですが。
と、ちょっと唐突にお願いをしたところで。今週の活動報告は以上です。
と、まあ、報告事項は以上でしょうか。
なお、この活動報告と同じ内容を小説家になろうにも掲載しています。
小説家になろう活動報告URL:https://mypage.syosetu.com/mypageblog/list/userid/836063/
以上、ここまでお読みいただいてありがとうございます。